今年二回目の「都をどり」へ。
四月のはじめから1ヶ月に渡って行われる祇園甲部の都をどりは
芸妓さん舞妓さんの出演パターンが6つあるので、
今年は違う組み合わせで二回見てみようと決めていました。
後半になると桜は一緒に楽しめないのですが、
席は前の方を確保でき、この日は花道の近くで
じっくりと舞妓さんの踊りを見ることができました!
・・・でもひとつだけ、残念な事が。
隣の席に座っていた二人連れのマダムのお喋りがひどくて。。
何度か注意しようと思ったのですが、
「静かに見るのが当たり前」の舞台を見に来て、
年上の人に「静かにしてください」と言う事に
非常に抵抗があり、小心者の私は言えず。
綺麗な着物を着たご夫人たちでしたので、
より悲しいものがありました。
でもこれは粋・無粋の問題ではなく、
はっきりとマナーの問題です。
今回は本当に言えばよかった、と後悔したので、
次同じことがあったら、相手が偉いさんだろうが何だろうが
(ビビリ)言います。
舞台はとても素晴らしかったです。
やっぱり前の方の席だと、指先や目の動きが見えて
よりその世界に引き込まれますし、舞台の上で作られる
凛とした空気や柔らかな空気も全て伝わります。
間近で衣装や美術を見れるのも嬉しい。
来年もまた、見に来よう。
甲部歌舞練場の中庭にて。桜の次は山吹です。