2012年04月24日

都をどり2


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今年二回目の「都をどり」へ。

四月のはじめから1ヶ月に渡って行われる祇園甲部の都をどりは
芸妓さん舞妓さんの出演パターンが6つあるので、
今年は違う組み合わせで二回見てみようと決めていました。

後半になると桜は一緒に楽しめないのですが、
席は前の方を確保でき、この日は花道の近くで
じっくりと舞妓さんの踊りを見ることができました!

・・・でもひとつだけ、残念な事が。

隣の席に座っていた二人連れのマダムのお喋りがひどくて。。
何度か注意しようと思ったのですが、
「静かに見るのが当たり前」の舞台を見に来て、
年上の人に「静かにしてください」と言う事に
非常に抵抗があり、小心者の私は言えず。

綺麗な着物を着たご夫人たちでしたので、
より悲しいものがありました。

でもこれは粋・無粋の問題ではなく、
はっきりとマナーの問題です。

今回は本当に言えばよかった、と後悔したので、
次同じことがあったら、相手が偉いさんだろうが何だろうが
(ビビリ)言います。

舞台はとても素晴らしかったです。
やっぱり前の方の席だと、指先や目の動きが見えて
よりその世界に引き込まれますし、舞台の上で作られる
凛とした空気や柔らかな空気も全て伝わります。
間近で衣装や美術を見れるのも嬉しい。

来年もまた、見に来よう。


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甲部歌舞練場の中庭にて。桜の次は山吹です。
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2012年04月13日

鴨川の桜

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午前中に用事と、午後からお仕事の約束があったので、
今日は朝から街に出て、四条大橋を行ったり来たりしてました。

朝は気持ちの良いお天気だったので、
「お昼はお弁当持って鴨川いこ〜へへへ」
て思ってデパ地下でビビンバ丼買ったのに、
お昼すぎから天気崩れてきました(泣)

↓食後にスケッチ。
 今日はまだ約束まで時間あるのに、雨にインクが流れて
 またあわてて描くことに(笑)。

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↓(おまけ)鴨川ではほぼ100%の確立で、
 あのひとに会えます。

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カックイー!







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2012年04月12日

御所の桜

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一ヶ月ぶりの着物のお稽古の日。

時間より少し早めに行って、
お店の近くの御所の桜を観に行ってきました。

夕日に染まった桜の色は温かくて優しいピンク。
とってもきれいです。

↓時間まで、ちょっとだけスケッチ
 色付けたかったけど時間なくて無理やった。。

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↓(おまけ)御所でもあのひと発見。
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2012年04月11日

都をどり

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今日は都をどりを観に行ってきました。

桜の咲いてるうちにとこの日を選んだものの、
あいにくのお天気。

でも、薄いグレーの空と桜の色の組み合わせは
実はそんなに嫌いではありません。
雨に打たれる薄紅色は、雫が透明の影を落とし
幻想的な美しさがあります。

今回で140回目、明治5年から始まった都をどり。

今年は「平清盛由縁所(たいらのきよもりゆかりなどころ)」という、
平清盛にゆかりのある場面や景色で構成された演目でした。

四季の移ろいと共に情景が変わって行き、
ただ華やか、きれい、だけではない、
様々な情感の詰まった素晴らしい舞台でした。

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2012年04月07日

醍醐寺の桜

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いよいよ咲き出した京都の桜。

今年は開花状況に合わせて南の方から出かけてみようと思い、
土曜日は醍醐寺へ足を運んできました。

境内の桜は一部が咲いてたものの、
この日も朝から風が強く、気温も冷え込みましたので
全体的な見頃はやっぱりあともう少し先のようです。

用心して冬物のコートに下も厚着、
カイロまで貼って出かけたのに、それでも寒くて寒くて!

寒さでこわばった頭と体で、人混みに流されるようにして桜を見ても、
あまり入って来ないものです。。

本当はスケッチしたかったんですが、
人が多過ぎて小心者の私は無理でした(笑)

とりあえず、写真にだけはおさめとこ。

じっとしてると風邪をぶり返しそうでしたので、
この日は伽藍と三宝院の二カ所を足早に見て
お寺を後にしました。

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写真の桜も少し寒そう。



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2011年09月12日

観月の森

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本日12日は中秋の名月。

日が暮れてから、下鴨神社名月管絃祭へ行って来ました。

バスを降りて糺の森に入ると
夜の森の濃い空気がすうっと肺に入ってきて、
急に落ち着きます。
鳥居までの木々に覆われた参道を歩いているうちに
頭と心がすっきりするのです。

下鴨神社の名月管絃祭では
観月の会と併せて豊作を祈願し、
平安時代の装束を纏った奏者の方たちによる
雅楽や王朝舞などが奉納されます。
斎庭では観月茶席も設けられていました。

雅楽奏者の方の装束がかがり火ごしにゆらめいて、
幻想的な音と色に包まれました。

説明の人の話によりますと、肝心のお月さんは
舞台の位置からは終盤にならないと森に隠れて見えないそうです(笑)

観覧席から少し離れると、きれいなきれいなお月さんが
大きな木の枝と雲間ごしに少し顔をみせてくれはりました。

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少しだけお祈りをして、
楼門を出たところで出張販売されてた
出町ふたばさんの豆餅を手みやげに買って、
家路につきます。

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こっちもきれいなお月のようです。
豆の塩加減がたまりません☆







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